「いくつかの質問に答えるだけで、その会社に合ったホームページができる」——AIが制作し、人が仕上げる、中小零細企業向けのHP制作パッケージ。本資料はその商品設計・制作パイプライン・立ち上げ計画をまとめたものです。
ターゲットは「HPが古い」「そもそもHPがない」中小零細企業。顧客はWebフォーム(10〜15問+素材アップロード)に答えるだけで、構成・コピー・デザインはAIが生成し、日本語チェックや細部調整といった最終仕上げのみ人間が行う。納品後の更新はすべて当社が代行するため、顧客はサイトを一切触らなくてよい。
制作会社の品質 × テンプレサービスの価格と速さ。「質問に答えるだけ・30万円・3〜4週間」という分かりやすさそのものが商品。
無料修正はテキスト・画像・色味レベルの調整に限る。構成やページ数の変更は別料金。回数だけでなく範囲を契約書とサイト上に明記する。零細企業向け制作が赤字化する原因のほぼすべてが修正の無限ループ。
CMSオプション(+10万円)の範囲:顧客が自分で更新できるのはお知らせ・ニュース欄など指定箇所のみ(microCMS等のヘッドレスCMS組み込み+操作レクチャー込み)。会社概要や料金ページまで編集できるフルCMS(WordPress等)は対象外と明記する。全ページ編集を開放すると「更新は全部代行・保守ほぼゼロ」という土台設計が崩れ、サポート負荷とデザイン崩れリスクが跳ね上がるため。
| プラン | 月額(税込) | 内容 |
|---|---|---|
| ライト | 5,500円 | ホスティング・SSL・障害対応+軽微修正 月1回。ドメインはお客様保有のものをそのまま利用(DNS設定代行込み) |
| おまかせ | 16,500円 | ライトの内容+更新代行 月3回(お知らせ投稿・写真差し替え等)+簡易アクセスレポート |
| 買い切り | 0円 | データ一式を引き渡し。ホスティングのみ実費相当で当社管理へ誘導(零細企業はサーバー移管を自力でできないため、実質ほぼ全員が月額プランへ) |
ドメインの扱い:既存ドメインがあればそのまま利用し、月額にドメイン費は含めない。新規取得が必要な場合のみ実費(年1,500〜5,000円程度)を別途請求。取得時の名義は必ず顧客にする——自社名義で取ると解約時のトラブル源になり、顧客名義なら「ドメインはお客様の資産」という信頼材料になる。
買い切り/月額は顧客が選択できる建て付けにしつつ、営業上は月額(ストック型)へ自然に誘導する。月10件×継続で、1年後には月額だけで安定収益の柱になる。
月10件時の人間の稼働は、仕上げ2〜3時間×10件=月20〜30時間。仕上げ担当は1人で足りる。むしろ重いのは営業・顧客対応(ヒアリング補助・確認催促・請求)で、ここに1人分の稼働を見込む。
原価はホスティング(ほぼゼロ)・写真素材ライセンス・決済手数料程度。粗利率は極めて高い事業構造になる。
最初の3〜5件は知り合い・既存取引先からモニター価格(例:20万円)で受注し、半手動で回す。この間に業種プリセット・修正対応の型・所要時間の実測を固め、並行してフォームとパイプラインを自動化。3ヶ月目から広告で月10件へ。
フォーム〜生成〜案件管理まで一気にシステム化してから集客開始。10件が来ても崩れない反面、実案件を通さずに作った仕組みは必ず作り直しになる。
集客は既存のアセットでカバーする。本設計のスコープは、各チャネルに供給する「営業ツール」の整備まで。
制作側から営業へ供給するツール:サービス紹介LP、制作事例ページ、料金一枚もの(オプション・修正範囲・納期を明記)、テレアポ用トークスクリプト。特に修正範囲と納期の記載は、受注後のトラブルを営業段階で防ぐ役割を持つ。
| リスク | 対策 |
|---|---|
| 修正の無限ループで赤字化 | 修正の回数+範囲を契約で定義。3回目以降は有償(2万円/回) |
| 顧客の素材・確認が出てこない | AIによる文章代筆+ストックフォトを標準装備。2週間無連絡で一時保留の規定 |
| 成果報酬型営業の「売り過ぎ」が制作に跳ね返る | 営業ツールに修正範囲・納期・オプション価格を明記し、約束できる内容を固定。契約書と食い違う口頭約束は無効であることを受注フローで確認 |
| テンプレ臭による差別化不全 | 業種別プリセット×デザインシステムで生成。仕上げ工程で個社の個性を必ず1点入れる |