ORIGINALS — 新規事業設計資料

企業ホームページ制作サービス
事業設計書

作成日:2026年7月15日 ステータス:設計ドラフト 対象:社内検討用

「いくつかの質問に答えるだけで、その会社に合ったホームページができる」——AIが制作し、人が仕上げる、中小零細企業向けのHP制作パッケージ。本資料はその商品設計・制作パイプライン・立ち上げ計画をまとめたものです。

基本価格
30万円
納期
3–4週間
目標件数
月10件〜
仕上げ工数
2–3時間/件

01サービスの骨格

ターゲットは「HPが古い」「そもそもHPがない」中小零細企業。顧客はWebフォーム(10〜15問+素材アップロード)に答えるだけで、構成・コピー・デザインはAIが生成し、日本語チェックや細部調整といった最終仕上げのみ人間が行う。納品後の更新はすべて当社が代行するため、顧客はサイトを一切触らなくてよい。

ポジショニング

制作会社の品質 × テンプレサービスの価格と速さ。「質問に答えるだけ・30万円・3〜4週間」という分かりやすさそのものが商品。

02商品・料金設計

基本プラン
300,000円(税別)
  • 5ページ構成(トップ/会社概要/事業・サービス/実績 or お知らせ/お問い合わせ)
  • スマホ対応・お問い合わせフォーム・基本SEO
  • 独自ドメイン設定込み(既存ドメイン利用可/新規取得は実費のみ)
  • 初案提示後、修正2回まで無料
オプション
動きのあるサイト(アニメーション演出)+50,000円
ロゴ作成+30,000円
CMS組み込み(お知らせ・ニュースの自社更新)+100,000円
ページ追加(1ページ)+20,000〜30,000円
3回目以降の修正(1回)+20,000円
最重要:修正「2回無料」の範囲定義

無料修正はテキスト・画像・色味レベルの調整に限る。構成やページ数の変更は別料金。回数だけでなく範囲を契約書とサイト上に明記する。零細企業向け制作が赤字化する原因のほぼすべてが修正の無限ループ。

CMSオプション(+10万円)の範囲:顧客が自分で更新できるのはお知らせ・ニュース欄など指定箇所のみ(microCMS等のヘッドレスCMS組み込み+操作レクチャー込み)。会社概要や料金ページまで編集できるフルCMS(WordPress等)は対象外と明記する。全ページ編集を開放すると「更新は全部代行・保守ほぼゼロ」という土台設計が崩れ、サポート負荷とデザイン崩れリスクが跳ね上がるため。

月額プラン(納品後)

プラン月額(税込)内容
ライト5,500円ホスティング・SSL・障害対応+軽微修正 月1回。ドメインはお客様保有のものをそのまま利用(DNS設定代行込み)
おまかせ16,500円ライトの内容+更新代行 月3回(お知らせ投稿・写真差し替え等)+簡易アクセスレポート
買い切り0円データ一式を引き渡し。ホスティングのみ実費相当で当社管理へ誘導(零細企業はサーバー移管を自力でできないため、実質ほぼ全員が月額プランへ)

ドメインの扱い:既存ドメインがあればそのまま利用し、月額にドメイン費は含めない。新規取得が必要な場合のみ実費(年1,500〜5,000円程度)を別途請求。取得時の名義は必ず顧客にする——自社名義で取ると解約時のトラブル源になり、顧客名義なら「ドメインはお客様の資産」という信頼材料になる。

買い切り/月額は顧客が選択できる建て付けにしつつ、営業上は月額(ストック型)へ自然に誘導する。月10件×継続で、1年後には月額だけで安定収益の柱になる。

03制作パイプライン

受注・契約・入金前金一括
契約書で修正範囲・納期・著作権を確定し、制作費は全額前払い。入金確認後に着手する(未回収リスクゼロで、確認遅延中も資金が寝ない)。
Webフォーム回答顧客作業
10〜15問+素材アップロード(ロゴ・写真・パンフ・既存HPのURL)。質問項目はそのままAIへの入力になるよう設計する。
AI生成ほぼ自動
回答をもとに構成案・コピー・デザイン初案を生成。「業種別プリセット×デザインシステム」でテンプレ臭を出さずに量産する。
社内レビュー2〜3時間/件
日本語チェック・事実確認・細部の調整。人間が価値を出すのはここだけに集中させる。
顧客確認 → 修正2回 → 承認初案は5営業日で提示
確認遅延がボトルネック。自動リマインド+「2週間連絡がなければ一時保留(納期リセット)」規定を最初から入れる。
公開・月額運用へCloudflare Pages
1案件=1リポジトリ+Cloudflare Pages。静的サイトなので表示が速く、保守コストはほぼゼロ。稼働中の資料共有基盤(originals-docs)と同じ構成の横展開。

04体制とコスト構造

月10件時の人間の稼働は、仕上げ2〜3時間×10件=月20〜30時間。仕上げ担当は1人で足りる。むしろ重いのは営業・顧客対応(ヒアリング補助・確認催促・請求)で、ここに1人分の稼働を見込む。

原価はホスティング(ほぼゼロ)・写真素材ライセンス・決済手数料程度。粗利率は極めて高い事業構造になる。

05立ち上げ方針

採用

A. 二段ロケット方式

最初の3〜5件は知り合い・既存取引先からモニター価格(例:20万円)で受注し、半手動で回す。この間に業種プリセット・修正対応の型・所要時間の実測を固め、並行してフォームとパイプラインを自動化。3ヶ月目から広告で月10件へ。

非採用

B. 最初からフル構築

フォーム〜生成〜案件管理まで一気にシステム化してから集客開始。10件が来ても崩れない反面、実案件を通さずに作った仕組みは必ず作り直しになる。

Phase 1〜2ヶ月目
モニター3〜5件を半手動で制作。フォームはGoogleフォーム、AI制作はClaude Code手動運転。型と実測データを取る。
Phase 22〜3ヶ月目
自前フォーム+生成パイプライン+案件管理を構築。事例5件をサービスサイトに掲載。
Phase 34ヶ月目〜
Instagram広告・商工会議所/青年会議所・テレアポ部隊の各チャネルを本格稼働させ、月10件体制へ。仕上げ担当を専任化。

06集客チャネル(既定方針)

集客は既存のアセットでカバーする。本設計のスコープは、各チャネルに供給する「営業ツール」の整備まで。

制作側から営業へ供給するツール:サービス紹介LP、制作事例ページ、料金一枚もの(オプション・修正範囲・納期を明記)、テレアポ用トークスクリプト。特に修正範囲と納期の記載は、受注後のトラブルを営業段階で防ぐ役割を持つ。

07契約・法務の最低ライン

08主要リスクと対策

リスク対策
修正の無限ループで赤字化修正の回数+範囲を契約で定義。3回目以降は有償(2万円/回)
顧客の素材・確認が出てこないAIによる文章代筆+ストックフォトを標準装備。2週間無連絡で一時保留の規定
成果報酬型営業の「売り過ぎ」が制作に跳ね返る営業ツールに修正範囲・納期・オプション価格を明記し、約束できる内容を固定。契約書と食い違う口頭約束は無効であることを受注フローで確認
テンプレ臭による差別化不全業種別プリセット×デザインシステムで生成。仕上げ工程で個社の個性を必ず1点入れる